Nanka Kaeseru-chan を作っている。英語がわからなくても、なんか返せるあの感じの正体

Nanka Kaeseru-chan は、相手の文をリアルタイムで翻訳し、その内容と決めておいたプロンプトに沿って返信案まで返すツールです。やっていることは便利そのものなのに、説明すると少しだけ怪しく聞こえる。その妙な感じも含めて、このツールを作っている理由、実装で気にしていること、どこが便利でどこが危ういのかを書きます。

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Nanka Kaeseru-chan を作っています

最近、Nanka Kaeseru-chan というツールを作っています。

相手の文をリアルタイムで翻訳して、その内容をもとに返信案まで出してくれるツールです。英語がわからなくても、なんか返せる。しかも少しだけ強そうに見える。便利なんだけど、説明するとちょっと怪しい。そこも含めて気に入っています。

何をするものか

やることはシンプルです。

  1. 相手の文を受け取る
  2. その場で翻訳する
  3. 設定したプロンプトに沿って返信案を作る
  4. そのまま返せる形で出す

翻訳だけでも、返信生成だけでもありません。読んで、考えて、返すまでをまとめてつなぐアプリちゃんです。

なんで作ろうと思ったのか

英語は話せますけど、みたいな顔をしていたら、急に英語でミーティングする流れになることがあります。

そんなときに限って、とっさに気の利いた返事が出てこない。言っていることはなんとなく追えても、その場で自然に返すのは別の難しさがあります。しかも黙ると一気に怪しくなる。あの微妙な時間、結構つらいです。

Nanka Kaeseru-chan は、そういう場面でとりあえず場をつなぐためのツールとして作っています。相手の言っていることをその場でつかんで、それっぽく返す。完璧に乗り切るためというより、急に振られた場面をそれなりにしのぐための、ちょっと頼れる救世主みたいな立ち位置です。

実装で気にしていること

いちばん気をつけているのは、翻訳のズレをそのまま増幅しないことです。最初の解釈がずれると、返信もずれます。

あとは、うますぎる返事を作りすぎないことも大事にしています。整いすぎた文章より、最後に人が少し直せるくらいの余白があるほうが使いやすいことが多いです。

名前について

名前はかなりふざけています。

でも、立派な名前をつけるより、このくらいの脱力感のほうがしっくりきました。翻訳して、返事まで考えてくれるけど、使っている感覚は英語わからんけどなんか返せる、くらい。その雑な実感が、そのまま名前になっています。しらんけど。

おわりに

Nanka Kaeseru-chan は、便利さと胡散臭さがちょうど半分ずつ入ったようなツールです。

英語がわからなくても、それっぽく返せる。しかも少しだけ強そうに見える。その微妙な危うさごと、もう少し育ててみようと思っています。

Thanks for reading!

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